便秘解消に水が役立つ!? 便秘の種類・原因・解消法8項目

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便秘つらい悩みの種になることも多い便秘。
何とかしてスムーズな解消方法を知りたい!という方も多いのではないでしょうか?

食生活、運動、薬…
いろいろ試してはみたけれど、なかなか根本的な解消にはなっていないという方もいらっしゃると思います。

便秘解消のために必要なのは、その原因をきちんと知り、対策をとること。
普段の何気ない習慣が排便を困難にしていることも多く、生活習慣を見直す必要もあるかもしれません。

そこでこのサイトでは、

  • 便秘って一体何?どんなタイプに分けられるの?
  • 効果的な解消方法は?
  • 胃腸にいい水ってどんな水?その上手な使い方は?

などなど、様々な情報を特集していきたいと思います。

気持ち良く毎日を過ごすために―
便秘の解消方法、そして便秘にならないための方法を、見つけてみませんか?

目次

(1)便秘とは

(2)便秘の原因

(3)便秘解消方法

(1)便秘とは

1-1 便秘の定義

水を飲む

そもそも、便秘とは一体どのような状態を言うのでしょうか?

「1日に1回排便がない状態?」
「3日続けて出ない状態?」

その定義は、このように具体的な便の回数によって決められるわけではありません。

便秘は、排便が順調に行われていない、あるいは排便に困難が生じている状態です。
体質や環境など、人によって排便の頻度は異なりますので排便のない期間の長さでは便秘かどうかを判断することはできません。
具体的には、以下のような点をチェックしてみる必要があります。

  • 排便のない期間が普段に比べてどのくらい長いか
  • 便の量が普段と比べてどのくらい減少しているか
  • 便の硬さや形が普段と比べてどのように変化しているか
  • 排便の際の困難さはあるか
  • 残便感や腹部の張りはあるか
  • 口腔からの便臭はあるか

これらが普段とは異なり、何らかの不都合が生じている場合を便秘と呼びます。

1-2 便秘の種類

一口に便秘と言っても、そこには様々な種類があります。
自分の便秘のタイプを知ることは、その原因や解消法を見極める上でも大切なことです。

①器質性便秘

便秘腸管そのものの異常によって生じるもので、先天的な理由によるものと、大腸癌など後天的な理由による場合とがあります。
症状としては、便の減少以外に腹痛や出血を伴うケースもしばしば。
いずれの場合にも、自己判断で薬などを使用していると症状を悪化させてしまうこともありますので、早めに医療機関を受診することが必要です。

②機能性便秘

排便のメカニズムに何らかの狂いが生じているもので、多くの人がかかるのはこちらになります。

機能性便秘には、食生活の乱れなどによって一時的に起こる「一過性便秘」と、習慣的に繰り返される「習慣性便秘」とがあり、後者はさらに3つのタイプに分けられます。

「習慣性便秘」の3タイプ

②-1弛緩性

文字通り結腸が緩んでいたり、蠕動(ぜんどう)運動が弱まっていたりするのが原因で、高齢者や産後の女性に多いと言われています。

②-2直腸性

便が肛門近くの直腸まで到達しているもののうまく排便がなされないもので、便意の我慢が大きな原因となります。

②-3痙攣性

ストレスなどが原因で腸の運動が過敏になり痙攣を起こすもので、下痢と便秘が交互に繰り返されます。

(2)便秘の原因

2-1 便秘を引き起こす生活習慣

消化器官に何らかの異常が生じているもの以外で、便秘を引き起こす原因のほとんどは生活習慣にあります。

①食生活

食生活生活習慣の中でも便秘の大きな原因となりうるのが、食生活です。
食べたものが便の材料となるわけですから、どんなものをどんなふうに食べるかということがそのまま排便の様子にもつながります。

具体的には、以下のような食事の仕方が原因となります。

  • 消化に負担のかかる肉類中心の食生活
  • 食物繊維の不足
  • 食べ過ぎ、早食い
  • 朝食を抜く、夜遅い時間に食べるなどといった食事時間の不規則

食生活の乱れは最初のうちは一過性便秘として現れますが、続けていると習慣性便秘に陥りやすく、注意が必要です。

②ダイエット

ダイエットダイエットを始めたら、なぜか便秘になってしまった…
こんな経験をしたことのある方も多いのではないでしょうか?

ダイエットをして食事の量を減らすと、当然便の材料というのも減ってスムーズに排便が行われなくなります。
さらに食事だけではなく水分を減らすという人も多いですが、そうすると便が硬くなって排便が困難になることも多いのです。

こうなると、ダイエットのつもりが、不要物がきちんと排出されない悪循環につながりかねません。
ダイエットでは、栄養バランスの取れた食事を三食きちんと食べ、排便をスムーズに行わせるということも忘れてはなりません。

③運動不足

排便がきちんと行われるためには、腸の蠕動(ぜんどう)運動がきちんと行われる必要があります。

しかし運動不足になると、腸の運動も刺激されず、便が滞留しやすくなってしまうということもあります。

また腹筋が低下すると、排便のときにいきむ力が足りず、便を出し切ることができないこともあります。

便秘にならないように日頃からの適度な運動が欠かせませんが、すでになってしまった場合には、お腹をひねったり、腸の辺りをマッサージしたりするのも効果的です。

④便意の我慢

意外なところで便秘の大きな原因となってしまっているのが、便意の我慢です。

例えば朝ごはんを食べた後に便意が生じたのに、時間がなくて後回しにしてしまう―
自宅以外のトイレでは排便する気がおきず、便意を我慢してしまう―

通常便意というのは便が直腸に達することで起こるようになっていますが、このタイミングで排便を我慢すると、便が直腸に停滞してしまう直腸性便秘が起こりやすくなり、注意が必要です。

便秘がちの人の中には、こうした普段の何気ない生活習慣の中に原因が潜んでいる場合が多いものです。
まずは原因となっている習慣をきちんと見極め、改善していくことが大切です。

2-2 便秘になりやすい人は?

生活習慣とは別に、どうしても便秘になりやすい方もいます。
それぞれ気を付けて対策をしていくことが必要です。

①赤ちゃん

赤ちゃん

お母さんにとって心配の種となることも多いのが、赤ちゃんの便秘です。

赤ちゃんは大人と比べて消化器官が未発達なため、元々便秘や下痢にはなりやすいもの。
さらに食事量も多くなく、自分で動けないうちは運動不足にもなりやすいため、便秘になってしまうのはそれほど珍しいことではないのです。

赤ちゃんの場合、どのくらい排便がなければ異常なのか、判断するのはなかなか難しいのですが、いつもの排便と様子が違ったり、お腹が苦しそう、機嫌が悪いなどといったことがあれば、やはり対策を取る必要があります。

基本的な対策としては、食事の量や内容を見直してみる、
お腹のマッサージをしてあげたり、腹這いにしたりして腸の蠕動(ぜんどう)を刺激する、
さらに綿棒浣腸で排便を促すなどといった方法があります。

②妊婦

妊婦妊娠中の女性もまた、一般的に便秘になりやすいと言われています。
その理由は大きく2つあります。

  • ホルモンバランスの変化によって、胃腸の働きが低下するため
  • お腹の中で赤ちゃんが大きくなることによって、胃や腸が圧迫されるため

前者は特に妊娠初期に、後者は中期から後期にかけて便秘の原因となります。

妊娠中は自己判断で薬を服用するのはよくありませんので、やはり食事を工夫するなどして対策をとる必要があります。
どうしても治らずお腹が張って苦しいなどという場合には、かかりつけの産婦人科医に相談するようにしましょう。

③高齢者

高齢者同じく便秘になりやすい方に、ご高齢者がいらっしゃいます。

  • 高齢者はそもそも食事の量が少なくなること
  • トイレの回数を心配して水分を控える方が多いこと
  • 腹筋力が低下し、便を押し出す力が弱まること

高齢者の方も便秘が習慣化してしまう場合が多いので、食事や水分、さらに運動などに気を付けて、対策をしていく必要があります。

(3)便秘解消方法

便秘がちの方にとってもっとも気になることと言えば、その解消方法ですよね。

3-1 食べ物・飲み物

便秘に良い食べ物便秘解消のために多くの人が試してみることと言ったら、食べ物や飲み物ですよね。
効果があると言われる食べ物や飲み物は様々ありますが、試しやすいものから工夫して取り入れてみると良いかもしれませんね。

  • おから
  • こんにゃく
  • さつまいも
  • ヨーグルト
  • プルーン
  • バナナ
  • りんご
  • その他 食物繊維、オリゴ糖、お酢などを含むもの

3-2 運動

運動便秘解消のための運動には、いくつかの方法があります。

消化活動をスムーズにし、便秘になりにくい体を作るために、まず、ウォーキングや水泳などといった有酸素運動を生活の中に取り入れていくことが大切です。

また、排便には適度な腹筋というのも必要になるため、腹筋力を鍛えておくということも必要。

便秘になってしまった場合には、ストレッチやダンスなどで腰をひねって腸の蠕動(ぜんどう)運動を刺激したり、お腹の上から腸を直接マッサージしたりするのも効果的です。

3-3 薬

便秘薬頑固な便秘に苦しんでいる方にとっては、やはり頼れるのは薬になるかもしれません。
ただし薬の使い方については、いくつか注意も必要です。

特に下剤については、何かあるとすぐに使ってしまうというクセが付いてしまいがち。
下剤を乱用すると、逆に便秘になりやすくなったり、便秘と下痢が交互に起きたりすることも多いと言われています。

腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整える作用のある整腸剤を使うのも一つ。
妊娠中の女性や幼児に使えるものも多く、比較的安心です。
ただし下剤のような即効性はありませんので、そのほかの解消法も合わせて行っていくことが必要です。

3-4 水

HT123_Lもう一つ、実は便秘と深い関わりがあるのが「水」です。

まず、私たちが食べたものというのは胃や小腸で消化・吸収されて大腸まで運ばれてきますが、この段階ではそのうちおよそ9割が水分です。
その水が大腸壁から吸収され、残ったものが便として排出されることになるわけです。
ここで元々消化物に含まれる水の量が少ないと、その水が吸収された後の便がカチカチになってしまい、腸内を通りにくくなってしまうのです。

ですから、食事中はもちろんのこと、1日の中でこまめに水分補給をしていくということが大切になります。

さらに水の種類によっても違いがあります。
近年では国内外のミネラルウォーターや、機能水と呼ばれる水があり、機能水の中には自宅の水道に機器を取り付けて生成するものもあります。
胃腸にいいと言われるような水を選ぶことも、便秘になりにくい体を目指すためには必要です。

現代では様々な便秘解消法がありますが、まずは自分の便秘の原因を見極め、それに合った解消法を試していくことを忘れないようにしましょう。

参考文献:

  • 便秘解消サイト 便秘.jp http://www.bempi.jp/benpitowa/benpitowa.htm
  • ダノン 便秘の基礎知識 http://www.danone.co.jp/health/benpi/basic/
  • 帝人ファーマ(株) 「便秘ってなぁに?」 http://www.teijin-pharma.co.jp/benpi/index.html
  • イチジク製薬株式会社 「便秘について」 http://www.ichijiku.co.jp/constipation/index.html
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