糖尿病の治療と予防、3つの方法

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患者数の増加が懸念されている、糖尿病。水とダイエット
その予防や治療の方法にはどのようなものがあるのでしょうか。

糖尿病が疑われる場合、あるいは実際に糖尿病になってしまった場合、
まず気を付けなければならないのは食事や運動といった
生活習慣を見直すことです。
それでも症状が改善しない場合には、
薬物による治療が行われることもあります。

糖尿病予防・治療のための食事、運動、薬について具体的に見ていきます。

目次

(1)糖尿病予防・治療のための食事
(2)糖尿病予防・治療のための運動
(3)糖尿病の治療薬
(4)まとめ

(1)糖尿病予防・治療のための食事

糖尿病の予防・治療のためにまず見直したいのが、食事です。
具体的には以下のような点に気を付けましょう。

1-1必要なエネルギー摂取量は?

糖尿病の食事療法においてまず大切なことは、自分に必要なエネルギー量を知り、エネルギー摂取が過剰にならないようにするということです。
エネルギー摂取量は次のように表されます。

エネルギー摂取量=標準体重×身体活動量

標準体重(kg)は、身長(m)×身長(m)×22で計算します。
身体活動量は、軽労作(デスクワークなど)の人が25~30kcal、普通労作(立ち仕事など)の人が30~35kcal、重い労作(力仕事など)の人が35kcal~となっています。

1-2三食をバランスよく食べる

糖尿病予防・治療の食事で大切なのは、1日三食をきちんと食べるということです。
朝食を抜いて昼食をたくさん食べるような食べ方は内臓に負担をかけ、症状を悪化させます。
糖尿病では何を食べてはいけない、何を食べればよいということではなく、炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミンやミネラルといった栄養素をバランスよく取り入れることが必要です。
ただし炭水化物の摂り過ぎは血糖値の上昇を招きやすいほか、脂質や塩分の摂り過ぎが糖尿病の症状や合併症を悪化させることがありますので注意しましょう。
食物繊維を多く含む食品を積極的に摂ると高血糖改善に役立つと言われています。

1-3外食やインスタント食品を控える

外食やインスタント食品はエネルギー量が多かったり、栄養バランスが偏ったりしやすいと言われています。
ですから、糖尿病の予防・治療のためにはなるべく控えることをおすすめします。
最近ではレストランのメニューなどにもカロリーや栄養の表示がなされるようになっていますので、注文する前にチェックしてみましょう。
また、丼物や麺類を単品で食べるよりも、おかずや汁物がセットになったメニューのほうがおすすめです。

(2)糖尿病予防・治療のための運動

糖尿病の予防・治療において、食事と同様に重要となるのが、運動です。

運動そのものによってエネルギー消費が進み、高血糖改善効果が期待されるということはもちろんですが、運動を継続して行うことにより、インスリンの働きがよくなるといった効果が期待されています。
運動にはそのほかにも、血流改善やストレス解消などの効果も期待されており、糖尿病合併症の予防にもつながります。

運動強度の目安としては、自覚として「きつい」と感じない程度、運動時の心拍数が1分間100~120拍以内が目安とされています。
運動の内容はウォーキングや水泳などの有酸素運動が向いているとされ、1回15~30分を1日2回、できれば毎日続けるのがよいですが、少なくとも週に3日以上行うのがよいと言われています。

ただし糖尿病患者の方で空腹時血糖値が250mg/dL以上のとき、合併症が進行しているとき、薬を服用していて低血糖が起こる恐れがあるときなどは自己判断での運動を中止し、医師に相談するようにしてください。

(3)糖尿病の治療薬

食事療法や運動療法を続けても血糖値がコントロールできない場合には、薬物による治療が行われます。

糖尿病の治療薬は大きく、経口血糖値降下薬とインスリン製剤の2つに分けることができます。
経口血糖値降下薬には、インスリンの働きをよくする薬や、インスリンの分泌量を増やす薬、食後の血糖値上昇を抑える薬、糖の吸収を抑える薬などがあり、それぞれ働きかける臓器が異なります。
症状によってこれらを1種類、あるいは複数種類組み合わせて使用することになります。
インスリン療法はインスリンの分泌がほとんどなくなる1型糖尿病では生存のために不可欠な治療法となりますが、2型糖尿病でも血糖コントロールが悪い場合や経口薬が合わない場合、腎臓や肝臓の働きが悪い場合などには必要となることがあります。

薬物治療を行う上で注意しなければならないのが、低血糖です。
薬の量が多い場合、あるいは薬を使っていて食事量が少ない場合や運動量が多い場合などには、血糖値が低くなりすぎてしまう危険性があります。
この場合にはブドウ糖を含むジュースなどを補給する必要があります。
また万が一低血糖が起きた場合に備えて、自分が糖尿病であることを示すカードなどを携帯しておくとよいでしょう。

(4)まとめ

それでは最後に、糖尿病の予防・治療についてまとめておきます。

・糖尿病の予防・治療のための食事の仕方として、自分に必要なエネルギー摂取量(標準体重×身体活動量)を知っておく
・1日三食、栄養バランスを考えて食事をすることが大切
・外食やインスタント食品はなるべく控え、利用する場合にはカロリーや栄養表示をチェックする
・運動によって高血糖改善やインスリン抵抗性改善が期待される
・糖尿病の予防・治療には、15~30分程度の有酸素運動を1日2回、週3日以上続けることが望ましい
・糖尿病の薬物療法では、経口血糖値降下薬またはインスリン製剤が用いられる
・薬物治療中には低血糖に気を付ける必要がある

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参考文献:

日本糖尿病対策推進会議 「糖尿病治療のエッセンス」
⇒http://dl.med.or.jp/dl-med/tounyoubyou/diabetesp2012.pdf#search=’%E7%B3%96%E5%B0%BF%E7%97%85+%E6%B2%BB%E7%99%82′
糖尿病ネットワーク
⇒http://www.dm-net.co.jp/

 

 

 

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