浄水シャワーってどんなものかご存知ですか?
飲み水だけではなく、お風呂で使う水にもこだわりたいという方から注目を集めているのが、浄水シャワーです。
普通の浄水器とはどう違う?
どんなタイプがある?
浄水シャワーについて詳しく見ていきます。
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<目次>
浄水シャワーとは
浄水シャワーのろ材(カートリッジ)
浄水シャワーのタイプ
まとめ
浄水シャワーとは
浄水器とは、水道水から塩素や不純物を取り除くための機器です。
キッチンの水道などに浄水器を設置することで、飲み水や料理に、より安心でおいしい水を楽しんでいる方も多いと思います。
これに対し、お風呂で使うお湯(シャワー)を浄水するための機器が、「浄水シャワー」です。
お風呂で使うシャワーにも、当然塩素は含まれています。
塩素は、肌や髪によくない影響を及ぼすことがあると言われることもあります。
そのため、浄水シャワーを使って安心してシャワーを楽しもうという人が増えているのです。
⇒浄水シャワーとは 詳しくはこちら
参考:「髪やお肌にやさしい浄水シャワー」一般社団法人浄水器協会
http://www.jwpa.or.jp/sw/sw-what.html
浄水シャワーのろ材(カートリッジ)
一般的な浄水器に用いられているろ材(カートリッジ)には、活性炭や中空糸膜、セラミックなどがあります。
浄水シャワーは、残留塩素を除去するという目的は同じですが、お湯を使うことが前提であり、また大量の浄水を快適に使用できるようにする必要があります。
そのため、浄水シャワーに用いられているカートリッジ(ろ材)は一般的な浄水器のカートリッジとは異なる場合が多いです。
浄水器シャワーに用いられているカートリッジには、次のような種類があります。
⇒浄水器で塩素除去! 4つのポイントを確認 詳しくはこちら
・活性炭
表面に多数の微細孔を持ち、主に残留塩素を吸着除去します。
粉末状、粒状、繊維状などといった形状の違いがあります。
(一般的な浄水器にも用いられています。)
・亜硫酸カルシウム
食品添加物などとしても用いられてきた物質で、塩素との反応性が高いことが知られています。
少量でも素早く効果を発揮するため、浄水シャワーのろ材として向いています。
・L-アスコルビン酸(ビタミンC)
ビタミンCとして知られており、食品添加物としても用いられています。
水溶性で、残留塩素と素早く反応します。
浄水シャワーのカートリッジも、一定期間ごとに交換が必要です。
快適にシャワーを使うためには、交換時期の目安をきちんと守るようにしましょう。
⇒浄水シャワーのろ材(カートリッジ) 詳しくはこちら
参考:
「浄水シャワーのろ材について」一般社団法人浄水器協会
http://www.jwpa.or.jp/sw/sw-rozai.html
浄水シャワーのタイプ
浄水器同様、浄水シャワーにもいくつかのタイプがあります。
もっとも一般的なのは、シャワーヘッドタイプです。
シャワーヘッド内にろ材が組み込まれたもので、今まで使用していたシャワーのヘッドを取り外して装着します。
価格は数千円程度で、家電量販店や通信販売などで様々な種類の製品が販売されています。
また、シャワーヘッドとホースの連結部分に装着するタイプもあります。
シャワーヘッドはそれまでのものをそのまま使用することになりますが、あらかじめ取り付けが可能かどうか確認する必要があります。
もう一つ、浄水器本体を壁に固定するなどしてシャワーと連結する据え置き型浄水シャワーもあります。
このタイプはろ材を大きくできるなどのメリットがありますが、ほかのタイプに比べて価格は高めであり、製品の数もそれほど多くありません。
参考:
「いろいろな浄水シャワーのタイプ」一般社団法人浄水器協会
http://www.jwpa.or.jp/sw/sw-type.html
まとめ
それでは最後に、浄水シャワーについてまとめておきます。
・浄水シャワーとは、お風呂で使うシャワーから塩素を除去するためのもの
・浄水シャワーはお湯を使うため、一般的な浄水器のろ材とは異なるろ材が用いられている
・浄水シャワーには、シャワーヘッドタイプや据え置きタイプなどいくつかの種類がある
参考文献:
一般社団法人 浄水器協会 http://jwpa.or.jp