ウォーターサーバーの安全性は? 2つのことをチェックしよう

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今人気を集めているウォーターサーバー。
おいしい水や熱いお湯を手軽に利用でき、インテリアにもなるというのが魅力ですよね。

その一方で、ウォーターサーバーの安全性についてはいくつか注意点も挙げられています。

ウォーターサーバーをより安全に、快適に使うために知っておきたい知識をまとめました。

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<目次>

ウォーターサーバーのチャイルドロックの安全性
 乳幼児の火傷に注意!
 チャイルドロックで安全性は確保できる?
ウォーターサーバーの構造と安全性
 転倒の危険性はある?
 転倒事故を防止するには?
まとめ 

ウォーターサーバーのチャイルドロックの安全性

 乳幼児の火傷に注意!

ウォーターサーバーでは、コックやボタンを操作するだけで誰でも簡単に水をくみ出すことができます。
冷水だけではなく、約80~90℃のお湯もくみ出すことができ、飲み物を淹れたり赤ちゃんのミルクを作ったりすることも簡単です。

しかしそこで気を付けなければならないのが、乳幼児の火傷事故です。
子供がお湯の蛇口を誤って触ってしまい、火傷を負うといった事故に特に注意が必要とされています。

実際、(独)製品評価技術基盤機構の事故情報、経済産業省の事業の一環として国立成育医療センターが収集した事故情報、消費者庁の事故情報データバンクシステムの事故情報をまとめた結果では、火傷事故の発生件数が2009年度と2010年度では3件、2011年度では7件、2012年度では12件、2013年度では11件となっており、ウォーターサーバーの普及に伴い火傷事故の発生件数も増加していることがわかります。
年齢別に見ると1歳児がもっとも多く、次いで1歳未満となっており、1歳以下の事故件数が全体の75%、3歳以下が92.5%を占めています。

ウォーターサーバーの安全性を確保するためには、このような火傷事故を防ぐことが大きな課題となるのです。

⇒ウォーターサーバーを使う前に知っておきたい、6つのメリットと5つのデメリット・注意点 詳しくはこちら

チャイルドロックで安全性は確保できる?

そこで多くのウォーターサーバーには、お湯の蛇口にチャイルドロック機能が
付帯されているようになっています。
チャイルドロックを解除しなければお湯はくみだすことができないという仕組みで、安全性の確保に一定の効果が期待できます。

ではチャイルドロックがあれば必ずしも安全性が保たれているかと言えば、一概にそうは言えません。

チャイルドロックと一口に言っても、ボタンを押す、レバーを持ち上げて奥に押し込む、2枚のレバーをつまみ合わせるなどいろいろなタイプがあり、中には子供でも解除が可能であったり、操作しているうちにいつの間にか解除されてしまったりといったこともあると言われています。

そこで経済産業省は2015年、ウォーターサーバーのメーカーに対して
・1歳以下の力ではチャイルドロックを解除できないようにすること
・解除のためには2回以上の操作が必要とすること
を提言しました。

同時に利用者にも、火傷事故の危険性を把握し、乳幼児をウォーターサーバーに近づけないようにすること、チャイルドロックを解除する様子を見せないようにすることなど、ウォーターサーバーの安全性を確保するための注意喚起がなされています。

参考:「ウォーターサーバーのチャイルドロックに関する事故防止策の検討及び取りまとめ」平成27年4月経済産業省製品安全課https://www.meti.go.jp/product_safety/policy/water.pdf

ウォーターサーバーの構造と安全性

 転倒の危険性はある?

ウォーターサーバーを安全に使うためには、
もう一つ、転倒の危険性についても知っておきたいですよね。

今のところ、ウォーターサーバーの転倒による重大な事故の報告はあまり多くはないと言われています。

しかし万が一子供がぶつかって倒れれば、大きな怪我をしたり、溢れ出たお湯で火傷をしたりする危険性もあります。
また地震時に転倒するといったことも考えられます。

ウォーターサーバーの安全性を確保するためには、転倒の危険性を頭に入れた上で対策を行う必要があります。

転倒事故を防止するには?

ウォーターサーバーの転倒事故を防止するためには、まずサーバー自体の構造を確認しておきましょう。

東京都生活文化局消費生活部の調査によれば、ボトルを本体上部にセットするタイプよりも、本体下部にセットするタイプのほうが、転倒するのに必要な力が大きかった(つまり転倒しにくい)ことがわかっています。
また、ボトルが本体上部にあるタイプでも、接地面が大きいほうが転倒しにくく、
安全性が高いことが推測されます。

中には、転倒防止用ワイヤーを設けているサーバーもあります。
これはサーバー本体を壁に固定する役割を果たすもので、転倒防止に一定の効果が期待できます。

より安全性の高いウォーターサーバーを選ぶために、このようなサーバー本体の構造や機能もあらかじめ確認していただくとよいと思います。

まとめ

それでは最後に、ウォーターサーバーの安全性についてまとめておきます。

・ウォーターサーバーではお湯も簡単にくみ出せることから、乳幼児の火傷事故に注意が必要
・チャイルドロック機能があっても、乳幼児が解除してしまうケースも考えられる
・1歳児では解除できない、2回以上の操作が必要など、
より安全性の高いチャイルドロックの付帯が勧められている

・利用者側も、乳幼児をサーバーに近づけさせないなどといった安全面での注意が必要
・ウォーターサーバーの転倒による事故の危険性も考慮する必要がある
・転倒しにくい構造や機能のあるサーバーを選ぶことも大切

参考文献:

一般社団法人日本宅配水&サーバー協会 http://www.jdsa-net.org/
平成27年4月 経済産業省安全課 「ウォーターサーバーのチャイルドロックに関する事故防止策の検討及び取りまとめ」
https://www.meti.go.jp/product_safety/policy/water.pdf
平成25年3月 東京都生活文化局消費生活部 「ウォーターサーバーの安全性に関する調査」https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/anzen/test/documents/waterserver_all.pdf#search=’%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC+%E5%AE%89%E5%85%A8%E6%80%A7′

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