ニキビ 4つの基礎知識を知って早く治そう!

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ニキビは、多くの方が悩まされるお肌のトラブルの一つ。ニキビ2
鏡を見るのも、人に会うのも嫌になってしまうなど、
生活に支障をきたすことも少なくありません。
思春期だけのものと思っていたのに、
大人になってもニキビが出来てしまった…
そんなお悩みも多く聞かれます。

そもそもニキビはなぜできるのでしょうか?
その種類、悪化の原因、対処法は?
知っておきたいニキビの基礎知識をまとめました。

目次

(1)ニキビはなぜできる?
(2)ニキビの種類
(3)ニキビの原因
(4)ニキビ治し方
(5)まとめ

(1)ニキビはなぜできる?

ニキビの発生には、以下のような要因が関係していると言われています。

・皮脂の増加

男性ホルモンの影響などにより皮脂の分泌量が増加することが、
ニキビのはじまりと言われています。
皮脂をつくる脂腺の数が多く形も大きい顔、胸、背中などが
ニキビのできやすい場所として知られています。

・毛穴の詰まり

毛穴付近の角質が厚くなると、毛穴がふさがれて皮脂が溜まってしまいます。
角質が厚くなる原因としては、ターンオーバー(新陳代謝)の低下、
外部からの刺激などがあります。
皮脂が溜まった状態を「面皰」と言います。

・アクネ菌の増殖

毛穴の中には様々な常在菌がありますが、
その一つであるアクネ菌がニキビに大きく関係していると言われています。
面皰の中ではアクネ菌は増殖しやすく、毛穴周りの皮膚に炎症や膿を引き起こします。

(2)ニキビの種類

ニキビには、次のような種類があります。

・白ニキビ

皮脂が毛包内に溜まる「面皰(めんぽう)」のうち、毛穴の口が閉じているものが白ニキビです。
表面は普通の皮膚の色ですが、溜まった皮脂によって少し盛り上がっています。

・黒ニキビ

白ニキビに対して、毛穴が開いた状態を黒ニキビと呼びます。
詰まっている皮脂や角質が外部から見えるため、真ん中は黒っぽくなっています。

・丘疹(きゅうしん・赤ニキビ)

面皰の状態から進行し、増殖したアクネ菌によって炎症が生じると、
赤くブツブツとした状態になります。

・膿疱(のうほう)

丘疹がさらに悪化すると、膿を持った状態になります。
表面から見ると、膿の部分が白や黄色に見えます。

・膿腫(のうしゅ)

炎症が悪化し、内部に膿の袋ができたものを「膿腫」と言います。
膿が硬く大きくなり、手で触れるようになったものは「硬結」や「結節」と呼びます。

・ニキビ痕

炎症の後には、紅斑(こうはん)と呼ばれる痕が一時的に残ることがありますが、
これは時間の経過と共になくなります。
炎症が強い場合には、肥厚性瘢痕(盛り上がった痕)や陥凹性瘢痕(へこんだ痕)が
残ることがあり、修正するためには病院での治療が必要になります。

(3)ニキビの原因

ニキビを発生させる原因としては、様々なものが挙げられています。

・ホルモン

思春期の男性に多く分泌される男性ホルモンは、
皮脂の分泌を増やしてニキビを増加させると考えられています。
男性ホルモンは女性でも分泌されており、特にストレスがこのホルモンを増加させると
言われています。
また、月経前には黄体ホルモンが分泌されることにより、ニキビが増えやすくなります。

・ストレス

先にも述べたように、ストレスによる自律神経バランスの乱れがホルモンの分泌を促進し、
皮脂を過剰に分泌させると言われています。
いわゆる“大人ニキビ”には、ストレスが大きく関係していると考えられています。

 ・生活習慣

睡眠不足や疲労なども自律神経のバランスを乱す原因となります。
甘いものやナッツ類がニキビを悪化させると言われることもありますが、
その因果関係については明らかにされていません。
ただし特定のものを食べると悪化するという場合にはなるべく控えるようにしましょう。
また、顔を触る、頬杖をつく、髪の毛や衣服が洋服に触れるなどといったことにも注意が必要です。

・外部からの刺激

紫外線や乾燥、洗顔のしすぎなどといった刺激を受けると、肌の角質が厚くなり、
毛穴が詰まる原因になります。
また、刺激によって肌のバリア機能が低下するため、炎症などが起こりやすくなります。

(4)ニキビの治し方

ニキビは、軽いものであれば何もしなくても自然に治ってしまうことも多いものです。
その間にするべきことは、睡眠不足や外部からの刺激など、
ニキビを悪化させる原因を取り除くこと。
そして適切なスキンケアを行い、肌を清潔に保つということです。

洗顔をする場合には洗顔料をよく泡立て、泡で汚れを浮かせるようにやさしく洗った後、
しっかりと保湿をしましょう。
ニキビ用の洗顔料や化粧品など、自分の肌に合うものを見つけて活用するのもよいと思います。
気になるからと言って、ゴシゴシと洗ったり、厚いメイクで隠したり、手で潰したりすることはNG。
これらはニキビを悪化させる原因になります。

また赤い炎症が起きている、発生範囲が広い、ニキビが気になって
日常生活に支障が生じているなどという場合には、一度皮膚科を受診することをおすすめします。
いずれ治るだろうと思ってセルフケアを続けていると、
症状が悪化し、痕が残ってしまうこともありますので、
まずは適切な治療によって症状を落ち着かせることが大切です。
治療には塗り薬や飲み薬が処方されるのが一般的ですが、
瘢痕が大きい場合には外科治療が行われることもあります。

(5)まとめ

それでは最後に、ニキビについてまとめておきます。

・ニキビは、皮脂の増加、毛穴の詰まり、アクネ菌の増殖といった要因が重なることで生じる
・初期段階は面皰と呼ばれ、毛穴が閉じた白ニキビと毛穴が開いた黒ニキビとに分けられる
・赤く炎症を起こした状態を丘疹、膿を持った状態を膿疱や膿腫と言う
・原因には、ホルモンの増加やストレス、生活習慣の乱れ、外部からの刺激などがある
・ニキビを治すためには肌を清潔にして健康的な生活を心掛け、
症状がひどい場合には病院を受診する

参考文献:

公益財団法人日本皮膚科学会 皮膚科Q&A 「にきび」 ⇒https://www.dermatol.or.jp/qa/qa3/index.html
津田攝子 「ニキビと上手にさよならする本」 講談社
木村鉄宣 「専門のお医者さんが語るQ&A スキンケア」 保健同人社

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