水分不足が便秘を招く! その3つの理由

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頑固な便秘、原因がわからなくて困っているという方も多いのではないでしょうか?水分不足と便秘

便秘の原因には食生活や運動不足など
様々なことが考えられますが、もう一つ、
水分不足による便秘というのも忘れてはなりません。

便が硬くて出しづらい…
排便の際に痛みを感じる…
このような方は、水分不足が関係しているのかもしれません。

ここでは、水分不足と便秘の関係をまとめてみました。

目次

(1)便の水分量
(2)水分不足による便秘
(3)便秘予防に水を飲もう
(4)まとめ

(1)便の水分量

私たちが日々体から排出する水分には、
尿や汗、不感蒸泄(呼吸や皮膚からの蒸発)などがあります。
また、便としても、1日におよそ100ミリリットルの水分が失われています。

この100ミリリットルが、実は非常に重要です。

理想的な便とは、水分が70~80%ほど含まれた状態だと言われています。
これよりも水分量が多いものは、軟便、さらには下痢となります。
反対に水分が不足した便は硬くなります。
表面にひびが入ったり、コロコロと小石のようになったりしたものは、
水分不足の便であると言えます。

便が硬くなると、腸内の通過が困難になったり、
排便の際に痛みが感じられたりするようになります。
このように便が硬くなることによって、
慢性的な便秘が引き起こされることが多くあります。

(2)水分不足による便秘

水分不足が便秘を招く仕組みを知る前に、まず排便のメカニズムを確認しておきましょう。

私たちが食べたものは、胃でドロドロの状態にされた後、小腸、大腸へと運ばれていきます。
小腸に運ばれる内容物の量は、食べ物、唾液、胃液、膵液や胆汁、腸液を合わせると
およそ9リットル。
そのうち7~8リットルほどは小腸で吸収され、残りが大腸へと運ばれます。

大腸に運ばれる1~2リットルの約9割は水分です。
その水分が大腸で吸収され、残りのカスが便となって排出されるのです。

このとき体内が水分不足だと、体は消化物からより多くの水分を吸収しようとします。
そのため便に含まれる水分が少なくなり、硬は硬くなってしまうのです。

便が硬くなって腸内に長く留まると、その間にも水分が吸収され、
便はさらに硬く排出しづらい状態になってしまいます。
そしてますます便秘が悪化するという悪循環に陥ることもあり、注意が必要になります。

(3)便秘予防に水を飲もう

では、水分不足による便秘を防ぐためにはどうしたらよいのでしょうか?

私たちが1日に排出する水分量は、2300ミリリットルほどと言われています。
一方、食事や代謝によって得る水分量は1100ミリリットルほど。
不足分を補うためには、残りの1200ミリリットルの水分を
補給する必要があるということになります。

ただし一度にたくさん補給しても、すぐに体外に排出されてしまいますから、
少量ずつをこまめに補給するようにしましょう。
喉の渇きを感じた時点ではすでに水分不足であり、そうなる前に意識的に補給することが大切です。
起床時、食事中、入浴前後、就寝前などといったタイミングを決めて
意識的に飲むのがおすすめです。

もちろん、どんな飲み物でもよいというわけではありません。
緑茶やコーヒーなどには利尿作用のあるカフェインが含まれていますし、
ジュース類は糖分の含有量が気になります。
ですから、なるべく「水」を飲むように心がけましょう。

特にダイエット中の方や高齢の方などは、食事量・水分摂取量共に減少しやすく、
水分不足による便秘に陥るケースが多いと言われます。
日々意識的に水分補給を行うことにより、便秘を予防・解消しましょう。

(4)まとめ

それでは最後に、水分不足と便秘の関係をまとめておきたいと思います。

・理想的な便の水分量は70~80%程度
・水分不足の便は硬く、排出しづらくなり、便秘を引き起こす
・体内の水分が不足すると消化物からの水分吸収量が増えるため、便が硬くなる
・硬い便は腸内に留まる間にさらに水分を吸収されて硬くなり、排出しづらくなる
・水分不足による便秘を防ぐためには、1日およそ1.2リットルの水をこまめに飲むことが大切

参考文献:

排泄ケアナビ 「排便のメカニズム」
⇒ http://www.carenavi.jp/jissen/ben_care/shouka/shouka_01.html
帝人ファーマ(株) 「便秘ってなぁに?」
⇒ http://www.benpi-72.jp
ヘルスケア大学 「便秘の原因(5)水分不足」
⇒ http://www.skincare-univ.com/article/001759/

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