水分補給の嬉しい3つの効果

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私たちの体に占める水分量は、およそ60%。

この水分量を維持するために、一日約1.2ℓの水を補給することが必要だと言われています。
水分補給の大きな目的は脱水症や熱中症を防ぐことですが、それ以外にもさまざまな健康・美容効果が期待されています。

ここでは、水分補給による3つの効果をご紹介します。

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<目次>

水分補給の血流促進効果
便秘予防にも水分補給
水を飲んで自律神経のバランスを整えよう
まとめ

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水分補給の血流促進効果

全身を巡る血液は、およそ8~9割が水分と言われています。
水分が多く含まれた血液は流れやすいですが、体内の水分が不足すると、血液は濃度が濃くなって流れにくくなります。
これがいわゆる「サラサラ血液」と「ドロドロ血液」です。

血液は酸素や栄養素を届け、老廃物を回収するという重要な役割を担っていますから、それが流れにくくなることによってさまざまな健康トラブルが生じます。
特に恐ろしいのは、脳梗塞と心筋梗塞です。
いずれも血液の流れが滞ることによって酸素・栄養不足となり、細胞が壊死あるいはそれに近い状態になってしまうもので、水分不足も原因の一つとして挙げられています。
これらの病気を予防するためには、水分補給をきちんと行い血液の循環をよくすることが大切です。

血流がよくなることによって、次のような効果も期待されます。

・代謝が活発になって老廃物が排出されやすくなるため、ダイエットにも役立つ
・栄養や酸素が届くことで肌や髪が健康になり、細胞の生まれ変わり(ターンオーバー)も促進される
・全身を血液が巡ることで、冷えや肩こり、腰痛の予防・解消効果が期待できる

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参考:
「『健康のため水を飲もう』推進運動」厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/topics/bukyoku/kenkou/suido/nomou/index.html

便秘予防にも水分補給

水分補給には、便秘の予防・解消効果も期待されています。

およそ70~80%ほどの水分が含まれている便が、排出しやすい理想的な便だと言われています。
水分量の少ない硬い便は、腸や肛門を通過しにくく便秘を招きやすいのに加え、腸内に留まるうちにさらに水分が失われるという悪循環に陥ってしまいます。
ですから、水分補給をきちんと行うことで、便を軟らかくして出しやすくすることが大切なのです。 

便秘解消効果が期待される水の飲み方として、朝起きたらすぐにコップ一杯の水を補給するということが挙げられます。
私たちの体では、胃に食べ物が入ると脳から信号が送られ、腸が蠕動運動を始めるという「胃・大腸反射」が起こっています。
この反射は胃が空っぽのときほど強く起こりやすいと言われていますから、起きたらすぐに水を飲むことで、朝食後の排便習慣が身に付きやすくなると言われているのです。

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参考:
「便秘と食事」厚生労働省 e-ヘルスネット
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-02-010.html

水を飲んで自律神経のバランスを整えよう

もう一つ、水を飲むことには、精神面でのよい効果もあると言われています。

私たちの体には、呼吸や消化などを調整する「自律神経」があります。
自律神経には、交感神経と副交感神経の2つがあり、私たちの意思とは無関係に両者がバランスを取りながら働いています。
一般的に交感神経は緊張しているときなどに強く作用し、血圧や心拍数を上昇させます。
対してリラックスしているときに強く作用する副交感神経は、消化器官を働かせ、消化活動をコントロールしています。
どちらか一方が強くなりすぎると、体の機能調整がうまくいかなくなり、「自律神経失調症」と呼ばれる心身の不調が生じることがあると言われており、両者がバランスを保つことが重要になります。 

先にも述べた通り、朝起きてすぐにコップ一杯の水を飲むことによって、胃腸が動き出します。
これによって、副交感神経が活性化します。
起床時には就寝中の副交感神経優位の状態から一気に交感神経優位の状態に変化しますので、ここで副交感神経を活性化することによって、自律神経のバランスを整える効果が期待されます。
緊張しているときに水を飲んで落ち着かせることがありますが、これも同じように副交感神経を活性化させるという目的があるのです。 

自律神経のバランスを整えるためにも、適切な水分補給を行うようにしましょう。

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まとめ

それでは最後に、水分補給の効果についてまとめておきます。

・水分補給によって血流が促進され、脳梗塞予防や代謝促進、美肌、冷えの解消などの効果が期待される
・水分補給には、便を軟らかくしたり、胃腸の蠕動運動を促進したりする効果もある
・起床時や緊張した時に水を飲むと、副交感神経が活性化され、自律神経のバランスが整うという効果も期待できる

参考文献:

「『健康のため水を飲もう』推進運動」厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/topics/bukyoku/kenkou/suido/nomou/index.html
藤田紘一郎監修『ミネラルウォーターの処方箋』日東書院本社
井上正子監修『基礎知識からわかるミネラルウォーターBOOK』新星出版社 

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