胸焼けの解消に役立つ4つの知識

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目次

(1)胸焼けとは
(2)胸焼けの原因
(3)胸焼けと病気
  3-1逆流性食道炎
  3-2胃炎
  3-3胃潰瘍・十二指腸潰瘍
(4)胸焼けの対処法・治療法
  4-1日常生活での胸焼け解消法
  4-2胸焼けを解消する薬
  4-3その他の治療法
(5)まとめ

つらい胸焼けに悩んでいるという方、多いのではないでしょうか。

胸の辺りが焼けるように痛み、吞酸や、ゲップにも悩まされる…
胸焼けが日常生活に支障生活をきたすことも少なくありません。

では一体どうして胸焼けが起こってしまうのでしょうか?
病気との関係は?
その解消法は?

気になる胸焼けの基礎知識をまとめました。

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(1)胸焼けとは

胸焼けとは、文字通り胸の辺りに焼けるような痛みが生じることを言います。

よく似た症状として胃痛や胃もたれがありますが、厳密にはこれらと胸焼けは異なります。
胃の症状がみぞおち辺りで生じるのに対し、胸焼けはそれよりも上部、
食道部分が患部となっていることが多いようです。
また、胃痛がキリキリと引きつるような痛み、
胃もたれは胃の中に内容物が残っているような不快感や鈍痛があるのに対し、
胸焼けは熱を伴うようなチリチリとした痛みが特徴的であると言われます。
とは言え、実際には複数の症状が同時に起こり、区別が難しい場合もあります。

また、胸焼けと共に起こりやすい症状として、
酸っぱい液体が喉の奥までこみ上げてくる「吞酸」や、ゲップ、吐き気などがあります。

(2)胸焼けの原因

胸焼けは主に、「胃酸の逆流」によって起こります。

通常、食道と胃のつなぎ目には下部食道括約(かつやく)筋と呼ばれる筋肉があり、
これが閉まることで胃酸や胃の内容物が食道に逆流しないようになっています。
また、食道自体も蠕動(ぜんどう)運動を行っており、少々の逆流があっても、
内容物を胃に送り返すことができます。

しかし何らかの原因によってこれらの機能がうまく働かなくなると、
強い酸性の胃酸や消化物が食道に逆流してしまいます
これによって、胸焼けが起こることになるのです。

胸焼けが起こる原因としては以下のようなものが考えられます。

・加齢による下部括約筋の緩みや食道の蠕動(ぜんどう)運動の低下
・食道裂孔ヘルニア(胃が本来あるべき位置より胸腔側へ脱出する病態)
肥満妊娠、背中が曲がった姿勢などによる腹圧の上昇
・食べ過ぎによって胃の内容物が多くなる
アルコールや刺激物の摂り過ぎ、喫煙ストレスなどによる胃酸過多

(3)胸焼けと病気

慢性的に胸焼けの症状がある場合、胸焼けのほかにも気になる症状がある場合などは、
何らかの病気が関係している可能性もあります。
胸焼けが症状として現れる病気には、以下のようなものがあります。

3-1逆流性食道炎

逆流性食道炎とは、胃酸が逆流することにより食道に炎症が起こることを言います。
胃は、粘液を分泌することによって胃酸の攻撃から身を守っています。
しかし食道にはこのような防御機能がありません。
そのため胃酸が逆流すると、その刺激を直接受けることになり、炎症が起こってしまうのです。
逆流性食道炎の代表的な症状は胸焼けですが、炎症が進むと患部がただれて食道潰瘍となり、
のどの痛みや出血などが生じることもあります。

3-2胃炎

先にも述べたように、通常胃は粘液を分泌することにより胃酸によって
自身が攻撃されないようにしています。
しかし粘液の分泌が減少したり、胃酸の分泌が過剰になったりすると、
この防御機能が働かなくなり、胃酸によって胃粘膜が傷つけられ、炎症が起こります。
これが胃炎です。
慢性胃炎の症状には胸焼けや胃もたれがありますが、
症状が出ないまま健康診断等で発見されるケースもあります。

3-3胃潰瘍・十二指腸潰瘍(消化性潰瘍)

胃酸による粘膜の炎症が進行し、
胃粘膜の一部が欠損した状態を胃潰瘍
同じことが十二指腸で起こるものを十二指腸潰瘍と言い、
両者を合わせて消化性潰瘍と言います。
いずれの場合にも胃酸過多が原因の一つとなっており
患部の痛みと共に、胃酸が逆流することによる胸焼けが生じることがあります。
そのほかに食欲不振や吐き気、重症化した場合には吐血や下血が見られることもあります。

(4)胸焼けの解消法・治療法

続いては、胸焼けが起こってしまった場合の
解消法や治療法にはどのようなものがあるのかをみていきます。

4-1日常生活での胸焼け解消法

胸焼けの原因でも述べたように、
胸焼けには姿勢や食事飲酒などといった日常生活が関係しています。
ですから、これらを改善するだけでも胸焼けの症状が軽減されることも多いです。
具体的には以下のような点に気を付けましょう。

・姿勢を正す
・お腹を締め付けるような服装を避ける
・食べてすぐに横にならない
・食事は腹八分目を心掛け、よく噛んで食べる
・脂っこいもの、アルコール、香辛料などを摂り過ぎない
・タバコは控える

4-2胸焼けを解消する薬

胸焼けの解消には、薬が一定の効果を表します。
胸焼けは胃酸の出過ぎが原因となっていることが多いため、
胃酸の分泌を抑制する薬などが用いられます。

・H₂ブロッカー

ヒスタミンがH₂受容体と結びついて胃酸を分泌するのを妨げる作用のある薬です。

・制酸薬

出過ぎた胃酸を中和する作用があります。

・粘膜保護薬

食道、あるいは胃の粘膜を保護する作用のある薬で、胃酸分泌抑制薬と併せて用いられます。

これらは市販薬としても出回っていますが、
薬を服用しても症状が治まらない場合、
症状がひどく日常生活が困難な場合などは、
早めに医療機関を受診するようにしましょう。

4-3その他の治療法

胸焼けの原因が逆流性食道炎胃潰瘍などといった病気であり、症状が重い場合には、
手術療法が行われることもあります。
逆流性食道炎の手術では、胃を元の位置に戻して食道と胃のつなぎ目を締め直す
「噴門形成術」が一般的です。
消化性潰瘍では、潰瘍部分からの出血がある場合(その中でも、内視鏡による止血が困難な場合)、穿孔性潰瘍、胃の出口(幽門)が狭窄している場合のみ、手術が行われることがあります。

(5)まとめ

それでは最後に、胸焼けの原因や解消法をまとめておきたいと思います。

・胸焼けとは、胸の辺りが焼けるように痛むもので、
吞酸やゲップなどの症状が同時に起こることもある

・胸焼けは胃酸が食道に逆流することによって起こる
・胸焼けの原因は、
加齢による食道機能の低下、
肥満や猫背による腹圧の上昇、
暴飲暴食やストレスによる胃酸過多などがある

・胸焼けが関係する病気として、逆流性食道炎、胃炎、胃潰瘍・十二指腸潰瘍などがある
・胸焼けを解消するためには生活習慣を改善する、薬を服用するほか、
必要に応じて手術が行われることもある

【※】

おいしい水で健康生活を目指す日本トリムでは、電気分解して陰極から生成される水素を含んだアルカリ性の飲用可能な水「アルカリ性電解水」を電解水素水、陽極から生成される「酸性電解水」を酸性水と呼びます。

参考文献:

メルクマニュアル医学百科家庭版 「消化器の病気」
⇒ http://merckmanuals.jp/home/%E6%B6%88%E5%8C%96%E5%99%A8%E3%81%AE%E7%97%85%E6%B0%97.html
日本消化器病学会 「食道で増えている病気-逆流性食道炎と食道癌-」
⇒ http://www.jsge.or.jp/citizen/2008/chugoku.html
日本医師会ホームページ 健康の森 「胃潰瘍と十二指腸潰瘍」
⇒ https://www.med.or.jp/chishiki/i/001.html

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