更年期を前向きに過ごすために! 知っておきたい、更年期障害の3つの知識

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更年期は、人生において大きな節目のときです。
のぼせやほてり、イライラ、不眠、皮膚の乾燥や関節痛など、「更年期障害」と呼ばれるさまざまな体調の変化が現れることで知られています。 

更年期を前向きに過ごすためには、更年期について知ることが大切です。

更年期とは何か?
更年期障害はなぜ起こる?
その症状は?
どんな治療法がある? 

更年期の基礎知識をまとめました。

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<目次>

更年期とは
更年期障害
更年期障害の治療
 ホルモン補充治療(HRT)
 薬物療法
 漢方薬
まとめ

更年期とは

「更年期」とは、女性の閉経を挟んだ前後約10年間のことを指します。

女性ホルモンであるエストロゲンの分泌は7~9歳頃から始まり、12歳前後で月経が始まります。
20~30代は卵巣の働きがもっとも活発な時期で、エストロゲンの分泌もピークとなります。
これ以降は卵巣機能の低下と共にエストロゲンの分泌量は減っていき、40代半ばには急激に減少、閉経を迎えることになります。

日本人は50歳前後で閉経する女性が多いと言われています。
そのため、一般的には45~55歳を「更年期」と呼んでいます。
40代に入り、月経周期が乱れたり、出血量がそれまでと違ったりということがあれば、更年期に入ったサインと言えます。

更年期にはエストロゲンの減少によりさまざまな体の不調(不定愁訴)が現れることがあり、これをまとめて「更年期障害」と呼びます。

更年期障害

更年期障害の症状は人によっても異なりますが、次のようなものがよく知られています。

・血管運動神経症状

自律神経は体のさまざまな機能を調節する役割を果たしており、そのバランスが乱れることによって体の不調が生じます。
特に血管の収縮・拡張のコントロールができなくなることで、血管運動神経症状が起こると言われています。
「ホットフラッシュ」と呼ばれるのぼせやほてり、発汗などといったがよく知られています。

・精神症状

精神神経症状は、エストロゲンの分泌低下による影響のほか、この年代の女性特有の心理的・環境的要因にも左右されると言われています。
頭痛、めまい、イライラ、集中力の低下、不眠などが挙げられます。

・内分泌系

月経異常、膣の乾燥、出血など

・泌尿器系

残尿、頻尿、尿漏れなど

・皮膚系

乾燥、しわ、かゆみなど

・運動器官系

関節痛、肩こり、腰痛など

また、体を守る役割を担うエストロゲンが減少することにより、骨粗しょう症や動脈硬化のリスクも高まると言われています。

これらの症状が単独ではなくいくつも組み合わさって起こるのが、更年期障害の特徴です。
更年期障害の症状は人によっても異なり、その人の性格や環境が大きく関係することもあります。

参考:
「更年期障害」日本産婦人科学会
http://www.jsog.or.jp/public/knowledge/kounenki.html

更年期障害の治療

更年期障害の症状がひどい場合には、病院を受診して適切な治療を受けることが必要です。
更年期障害の治療には、以下のような方法があります。

ホルモン補充療法(HRT)

更年期に減少するホルモンを補充する治療法です。
ホットフラッシュ(のぼせ、ほてりなど)や発汗などの血管運動神経症状には効果が高い治療法と言われています。
そのほかにも、不眠や頻尿、膣乾燥、関節痛などの改善にも効果があると言われるほか、閉経後の骨粗しょう症や動脈硬化の予防にも役立つことが期待されています。

HRTでは不正出血などの副作用が見られることもありますが、薬の量を調節することによってそれを防ぐことができます。
HRTには飲み薬、塗り薬、貼り薬があり、どの方法を用いるかは人によって異なります。
持病や体質によってはこの治療法が適用できない場合もありますので、事前に医師とよく話し合うことが大切です。

薬物療法

不安やイライラといった精神症状がひどい場合には、HRTが効果を表さないこともあります。
そのため、精神症状には薬物による対症療法が行われることもあります。
不安が強い場合には抗不安薬、うつ症状がある場合には抗うつ薬、不眠がひどい場合には睡眠薬など、それぞれの症状に合わせた薬を使って症状を軽減します。
また、精神症状にはカウンセリングも効果的であると言われます。
HRTと並行して行われることも多いです。

漢方薬

HRTが行えない場合、多彩な症状を訴えている場合などは、漢方薬が試されることもあります。
副作用が少なく、体全体の調子を整えるという意味で、漢方薬にも一定の効果が期待されます。
近頃はドラッグストアなどでも手軽に漢方薬を購入することができるようになっていますが、症状や体質に合った薬をきちんと使用するために、医師の診察を受けるようにしましょう。

まとめ

それでは最後に、更年期の基礎知識をまとめておきます。

・更年期とは、女性の閉経を挟んだ10年間のことで、一般的には45~55歳頃となる
・ホルモンの減少によって現れる不定愁訴のことを更年期障害と言う
・更年期障害の症状には、のぼせやほてり、イライラのほか、頻尿や皮膚の乾燥、関節痛などさまざまなものがある
・更年期障害の治療には、ホルモン補充療法(HRT)、薬物療法、漢方薬などが適用される

参考文献:

「更年期障害」日本産婦人科学会
http://www.jsog.or.jp/public/knowledge/kounenki.html
「更年期障害とは?」女性の健康推進室 ヘルスケアラボ(厚生労働省研究班監修)
http://w-health.jp/climacterium_alarm/about_climacterium/

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