胃もたれの原因は?胃もたれを引き起こす5つの要因

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胃もたれはどのような原因で起こるのでしょうか?

胃もたれの主な原因としては、食事や加齢、妊娠、ストレスなどが挙げられますが、何らかの病気が関係している場合もあります。

自分の胃もたれの原因が何なのかを知ることは、胃もたれを解消するための大切な第一歩です。
ここでは、胃もたれを引き起こす様々な原因と対策について見ていきます。

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<目次>

胃もたれの原因とは
食事
加齢
妊娠
ストレス
病気
まとめ

胃もたれの原因とは

そもそも、胃もたれはどのようにして起こるのでしょうか?

胃は、食べたものを胃液と混ぜ合わせ、蠕動(ぜんどう)運動を起こして撹拌することにより、ドロドロの状態にして十二指腸へ送る役割を担っています。
この働きがうまく行われないと、胃の中に内容物が留まった状態になり、胃もたれが起こるのです。

その原因を大きく分けると、次の2つになります。

・胃の消化能力を超えるような負担がかかっている
・胃の機能そのものが低下している

前者は主に、食事によるものです。
食べ過ぎや、脂っこいものの摂り過ぎなどが原因です。
後者には、加齢や妊娠のほか、ストレス、胃の病気などの原因が含まれます。

これら具体的な原因について、この後で詳しく見ていきます。

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胃もたれの原因・食事

胃もたれの大きな原因として挙げられるのは、やはり食事です。
胃もたれの原因となる食べ物や食事の仕方には、次のようなものがあります。

・脂っこいものの摂り過ぎ
・アルコールや刺激物の摂り過ぎ
・早食い
・食べ過ぎ
・就寝直前の食事 など

これらはいずれも胃での消化に大きく負担をかけることになり、消化不良によるもたれを引き起こします。

食事が原因の胃もたれは一時的なものであることが多く、胃を休めることによって解消します。
ただし、こうした食事を続けていると、慢性的な胃もたれや病気につながることがありますので、 注意が必要です。

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参考:
「胃痛・胃もたれ」厚生労働省研究班監修 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ
http://w-health.jp/woman_trouble/stomach/

胃もたれの原因・加齢

若い頃と同じような食事をしていても、胃もたれを感じることが多くなった…
無意識のうちにあっさりとした食事ばかりを選んでしまう…
このような方、多くいらっしゃるのではないでしょうか?

その原因として考えられるのは、加齢による胃の機能の低下です。

加齢によって胃の蠕動運動が弱まったり、胃液の分泌が低下したりすると、食べ物が長く胃の中に留まるようになることから、もたれを感じるようになるのです。
さらに加齢と共に胃粘液が減少し、胃酸の刺激を受けやすくなることもあります。

加齢が原因でもたれを感じるようになるのは40代頃が多いと言われていますが、早い方では20代や30代で生じることもあるようです。

このような場合には、胃に負担のかからない食事をすることも大切ですが、ウォーキングやマッサージなどによって胃の運動機能を高めることも必要です。

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参考:
「消化器の老化」公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿ネット
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/koureisha-shokuji/taberu-nouryoku.html

胃もたれの原因・妊娠

妊娠中には、胃もたれをはじめとする不調を感じる方が多くいます。
妊娠中に胃もたれなどが起こる原因には、次のようなものが考えられます。

・ホルモンバランスの変化によって、胃の蠕動運動が低下したり、胃酸の逆流が起こりやすくなったりする
・胎児が大きくなるにつれて子宮が胃を圧迫し、運動を低下させる

前者は主に妊娠初期から中期にかけて起こるもので、「つわり」の原因としても考えられています。
後者は妊娠後期の胃もたれの大きな原因となるものです。
このほか、妊娠による自律神経バランスの乱れが、もたれにつながることもあります。

妊娠中は薬の服用に慎重になる必要がありますから、消化のよいものを食べる、少量ずつこまめに食べるなどの工夫が必要です。

⇒妊娠4週~40週(妊娠1ヶ月~10ヶ月)の妊婦さんの体 詳しくはこちら

胃もたれの原因・ストレス

ストレスと胃に深い関係があるということは、よく知られています。
では実際にストレスが胃にどのような影響を及ぼすのでしょうか?

消化には、私たちの意思とは無関係に働く自律神経が大きく関係しています。
自律神経は、緊張しているときに強く作用する交感神経と、リラックスしているときに強く作用する副交感神経があり、これらがバランスを取ることによって成り立っています。
しかし何らかの原因によってこのバランスが乱れると、胃もたれをはじめとするさまざまな不調症状が生じます。
その大きな原因が、ストレスなのです。

消化は、自律神経の副交感神経が強く作用しているときに活発になります。
ストレスが大きくかかっている状態では、交感神経が強く作用するため、胃の運動が低下して胃もたれが起こりやすくなるのです。
また、その反動で副交感神経が強くなりすぎると、胃酸の分泌が過剰になり、痛みが生じることもあります。

ストレスで胃が不調なときには、安易に薬に頼るのではなく、まずは根本的な問題を解決することが必要です。
また自律神経のバランスを保つためには、入浴によるリラックスや十分な睡眠も効果的です。

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胃もたれの原因・病気

胃もたれの原因として気を付けなければならないのが、何らかの病気が潜んでいるケースです。
具体的には、以下のようなものがあります。

・急性胃炎
・胃潰瘍
・十二指腸潰瘍
・胃がん など

これらの場合には、もたれが慢性的に生じるほか、吐き気や嘔吐、出血などといった症状が現れることもあります。

また、もたれや膨満感などの慢性的な胃の不調症状はあるものの、検査をしても異常が見つからない…という状態を、「機能性ディスペプシア(機能性胃腸症)」と呼びます。
かつては「慢性胃炎」などと呼ばれていましたが、厳密には炎症ではないことからこの診断名が用いられるようになりました。

いずれの場合にも、「いつもの胃もたれか…」で済ませるのではなく、医療機関を受診するなどして適切な対策をとることが必要です。

⇒胃炎とは? 2つの胃炎、その症状・原因・治療法 詳しくはこちら
⇒胃潰瘍とは 症状や原因、治療法を知ろう 詳しくはこちら
⇒十二指腸潰瘍の症状・原因・治療法 詳しくはこちら

参考:
「機能性ディスペプシア(FD)」日本消化器病学会ガイドライン
https://www.jsge.or.jp/guideline/disease/fd.html

まとめ

それでは最後に、胃もたれの原因についてまとめておきます。

・胃もたれの原因は、胃への過剰な負担と、胃そのものの機能低下の大きく2つに分けられる
・脂っこいものの摂りすぎや過食、早食いといった食事の仕方が胃もたれの大きな原因となる
・加齢による胃の機能低下が原因となり、もたれを感じることも多い
・妊娠によるホルモンバランスの変化や胃の圧迫ももたれを引き起こす原因となる
・ストレスは自律神経バランスの乱れを引き起こし、胃の不調症状をもたらすことがある
・慢性的なもたれには胃潰瘍などの病気が関係している場合もあるほか、「機能性ディスペプシア」も増加している

参考文献:

「胃痛・胃もたれ」厚生労働省研究班監修 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ
http://w-health.jp/woman_trouble/stomach/
「消化器の老化」公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿ネット
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/koureisha-shokuji/taberu-nouryoku.html
「機能性ディスペプシア(FD)」日本消化器病学会ガイドライン
https://www.jsge.or.jp/guideline/disease/fd.html
「長引く胃もたれ、機能性胃腸症の可能性も」NIKKEI STYLE ヘルスUP
https://style.nikkei.com/article/DGXKZO06263390Z10C16A8TZQ001/

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