胃もたれを解消する食事・生活・胃薬の使い方

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胃もたれは加齢や食生活などさまざまな原因によって引き起こされます。
その解消法にはどのようなものがあるのでしょうか。

解消に役立つ食べ物や飲み物はある?
生活面ではどんなことに気を付けたらよい?
薬を使うときの注意点は?

ここでは、胃もたれ解消に役立つさまざまな情報をご紹介します。

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<目次>

胃もたれ解消のための食事・食べ物
 よく噛んでゆっくり食べる
 食事は腹八分目に
 食事の時間に注意する
 消化のよいものを食べる
胃もたれを解消する生活
 運動
 入浴
 睡眠
 生活リズム
胃もたれ解消のための薬
 種類
 選び方
 使い方
まとめ

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ハイパー 1 

胃もたれ解消のための食事・食べ物

胃もたれを解消するためにまず気をつけたいのが、食事(食べ物)です。
普段何気なく行っている食事の仕方や選んだ食べ物が、胃もたれの大きな原因になっていることがあります。
毎日の食事に気をつけて、胃もたれの予防・解消に努めましょう。

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よく噛んでゆっくり食べる

胃もたれを予防・解消するためには、よく噛んでゆっくりと食べることが大切です。
消化の第一段階は「噛む」ことですから、しっかりと噛んで食べ物を細かくすれば、消化にも負担が少なくなります。
また、よく噛まずに食べ物を飲み込むと、空気も一緒に飲み込んでしまい、膨満感が生じやすくなります。
同じく“すする”という食べ方も胃もたれの原因になると言われます。
一度に大量の食べ物を胃に送り込むと胃に負担をかけますので、ゆっくりと食べるように心がけましょう。

食事は腹八分目に

女性と野菜 5 食べ過ぎは胃もたれの大きな原因です。
大量の食べ物が胃に送り込まれることで、きちんと消化しきれず胃もたれが起こります。
「腹八分に医者いらず」ということわざがあるように、腹八分目の食事が胃もたれの予防・解消に役立ちます。
胃もたれが実際に起こってしまった場合には、食事量を減らして胃を休ませることが解消につながります。

食事の時間に注意する

胃もたれを解消するためには、朝・昼・夜の食事を規則的に取り、食事と食事の間隔をきちんと空けることも大切です。
また、食後すぐに激しい運動をしたり、緊張やストレスを感じたりすると、胃の働きが低下して消化がスムーズに行われません。
食後30分程度は心と体をゆっくり休めることが、胃もたれの解消のためには大切です。
ただし本当に眠ってしまうと胃の働きが低下するので注意しましょう。
特に寝る直前に夜食を取ってしまうと、胃が食べ物を消化しきれず、朝起きたときに胃もたれを感じやすくなります。
なるべく寝る2~3時間前には夕食を済ませるようにしましょう。

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消化によいものを食べる

胃もたれを解消するためには、当然、消化によいものを食べることが大切です。
おかゆやうどんなどは胃もたれのときにおすすめですが、よく噛まずに食べてしまうと逆効果になりますので注意しましょう。
魚や肉は、白身魚や鶏のささみなど脂身の少ないものを選び、煮る・蒸すなどの調理法で食べるとよいと言われます。
ゴボウなどの繊維質の野菜は避け、青菜やじゃがいもなどの軟らかいものを選ぶようにします。
消化酵素ジアスターゼを含む大根や長芋、胃粘膜を保護するビタミンUを含んだキャベツも胃もたれ解消に役立つと言われています。

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参考:
「胃腸の調子が悪い時の食事」東京都病院経営本部
https://www.byouin.metro.tokyo.lg.jp/shoukai/eiyou/kaiyou/index.html#link1

胃もたれを解消する生活

胃もたれに関係があるのは食事だけではありません。
生活面でも、胃もたれを解消するための大切なポイントがあります。

運動

胃もたれ解消には適度な運動も大切だと言われています。
運動することによって血液の循環がよくなり、胃の蠕動運動が促進されます。
体を動かすことによってエネルギーも消費されるので、胃もたれが解消されて食欲が回復することもあります。
また、運動は胃の不調の原因となるストレスの解消にも役立ちます
運動を日常生活の中に取り入れることにより、生活リズムが整う、胃の働きを司る自律神経のバランスが保たれるなどの効果も期待できます。

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入浴

入浴も、血行をよくして胃の蠕動運動を促進することで、胃もたれ解消によい効果を及ぼします。
忙しいからと言ってシャワーだけで済ませてしまうのではなく、ゆっくりと湯船に浸かることがおすすめです。
また、入浴には自律神経の副交感神経を活発にして、胃の働きを活性化させる効果もあります。

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睡眠

睡眠は、胃がその働きを休め、次の働きに備えるための大切な時間です。
胃の機能を正常に保つためには、しっかりと睡眠を取るようにしましょう。
特に就寝の3時間前頃までには食事を済ませ、消化がきちんと行われるようにすることで、胃もたれ解消につながります。
また、睡眠が不足すると自律神経のバランスが乱れ、胃もたれなどの胃の不調が生じることもあります。
ストレスや不安などが原因で睡眠不足になっている場合には、抗うつ薬などを服用することにより、胃もたれなどが解消することもあります。

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生活リズム

運動や入浴、睡眠をきちんと行うということも含めて、胃もたれなどの不調を解消するためには、生活リズムを整えることが大切です。
生活リズムが乱れていると、自律神経のバランスも乱れ、胃の不調が起こりやすくなると言われています。
朝は日が昇ったら起きてきちんと朝食を取る、日中は体を動かすなどして活発に過ごす、夜になったらゆっくりと入浴をする、夜更かしや夜食は避けて早めに睡眠を取るなど、メリハリのある生活を心掛けましょう。
それによって交感神経と副交感神経がバランスよく働き、胃もたれを解消することにもつながります。

胃もたれを解消する薬

胃もたれを素早く解消するために、薬を使う方も多いと思います。
手軽に利用できるイメージのある胃薬ですが、使用する際には注意も必要です。

種類

一口に胃薬と言っても、以下のようにさまざまな種類があり、それぞれ作用が異なります。

・健胃薬

生薬の働きによって唾液や胃液の分泌を促し、胃の働きを高める薬で、食欲が湧かないときなどに使います。

・消化薬

ジアスターゼやリパーゼといった消化酵素を主成分としており、消化を促進する働きがあります。

・制酸薬

出過ぎた胃酸を中和して粘膜への刺激を和らげる働きがあります。

・胃粘膜保護薬

出過ぎた胃酸で胃粘膜が攻撃されるのを防いだり、傷ついた粘膜を修復したりする働きのある薬です。

・H₂ブロッカー

胃酸の分泌に関係するH₂受容体に働きかけ、過剰な分泌を抑制します。

・総合胃腸薬

さまざまな成分が配合されており、胃腸の症状に総合的に働きかけます。
使われている成分によって効果も変わりますので、服用前に確認が必要です。

選び方

では、胃もたれ解消のためにはどのような薬を選べばよいのでしょうか。
上記の胃薬は、大きく2つのグループに分けられます。

・健胃薬、消化薬

加齢や食べすぎなどにより低下した胃の働きを回復させる薬で、胃もたれや消化不良、食欲減退が起こっているときに用います。

・制酸薬、胃粘膜保護薬、H₂ブロッカー

胃酸の出過ぎを抑えたり、それによる粘膜の損傷を修復したりするもの。
胃痛、胸やけ、呑酸などの症状がある場合に使うとよいとされています。

基本的に胃もたれ解消には健胃薬や消化薬を用いますが、詳しくは医師や薬剤師に相談したほうが安心です。
症状に合わない薬を服用すると、胃の不調が解消されないばかりか悪化するケースもありますので注意しましょう。

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使い方

胃薬は選び方と合わせて、使い方にも気を付ける必要があります。

・飲むタイミング

基本的に、胃の働きを高める健胃薬は食前に、胃酸過多に働きかける薬は胃酸の分泌が少ない食間に、消化薬は消化が行われる食後に飲むとよいと言われています。
ただし正確な時間帯については各製品の説明書に従うようにしてください。

・飲む量

胃薬はたくさん飲んだからと言って症状がよくなるものではありません。
決められた用量をきちんと守るようにしましょう。

・副作用、飲み過ぎ

胃薬は比較的副作用の少ない薬と言われていますが、まったくないとは言い切れません。
胃薬が手放せないという方も多いですが、飲み過ぎると胃本来の機能が低下したり、潜んでいる胃の病気を見落としてしまったりということもありますので、注意が必要です。

参考:
「くすりの話3 胃薬はなぜ苦い?」全日本民医連
https://www.min-iren.gr.jp/?p=26738

まとめ

それでは最後に、胃もたれ解消法をまとめておきます。

・胃もたれ解消のためには、消化によいものを、よく噛んでゆっくりと、規則正しく食べることが大切
・胃もたれ解消のためには運動や入浴、睡眠の時間を取り、正しい生活リズムで過ごすようにする
・胃薬を使う際には、症状に合った薬を選び、用量・用法を正しく守る

参考文献:

 「胃腸の調子が悪い時の食事」東京都病院経営本部
https://www.byouin.metro.tokyo.lg.jp/shoukai/eiyou/kaiyou/index.html#link1
「くすりの話3 胃薬はなぜ苦い?」全日本民医連
https://www.min-iren.gr.jp/?p=26738
「9月 食事を正して胃腸の調子を整える!」全国健康保険協会
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g5/cat510/h26/260901/
別冊NHKきょうの健康 「「胃もたれ・胸やけ」は治せる」 監修 三輪洋人

※ おいしい水と健康生活.com サイトマツプ

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