業務用浄水器を導入する企業や店舗が増えています。
おいしい水を大量に生成することができ、手間やコストも少ないのが業務用浄水器の魅力となっています。
どんなもの?
何がいいの?
業務用浄水器について詳しく見ていきます。
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<目次>
業務用浄水器ってどんなもの?
業務用浄水器の特徴
形状・サイズ
カートリッジ
価格
まとめ
業務用浄水器ってどんなもの?
家庭用浄水器の設置率は、約36%。(一般社団法人浄水器協会調べ)
「より安心しておいしい水を楽しみたい」という方が多くなっています。
一方最近では、業務用浄水器を設置する企業や店舗なども増えてきました。
例えば多くの人に水を提供する飲食店。
飲み水はもちろん料理も、浄水器を使うことで味わいが変わるとの声もあります。
食品工場でも、不純物が除去された清浄な水は、なくてはならない重要なものです。
また、宿泊施設や教育施設、福祉施設など、多くの人が利用する場所でも、業務用浄水器を設置するところが増えているようです。
最近では容器入りのミネラルウォーターやウォーターサーバーを活用するところも多いですが、これらはどうしてもコストが大きくなるという問題があります。
浄水器を設置すれば、おいしい水を手軽にたっぷりと使うことができるのが人気の理由です。
⇒ 詳しくはこちら
業務用浄水器の特徴
形状・サイズ
業務用浄水器は、本体をシンク下にアンダーシンク型が主流です。
別途浄水専用の水栓を取り付けるなどして、飲用や調理用に使います。
本体は幅20cm、高さ30cm前後のものが多く、一般的なシンクの下に収納できるようになっています。
カートリッジ
業務用浄水器のフィルター(ろ材)には、家庭用浄水器同様、活性炭と中空糸膜を組み合わせたものなどが用いられています。
また、家庭用浄水器としてはあまり普及していない、逆浸透膜を用いた業務用浄水器もあります。
業務用浄水器は一般的な浄水器と比べて、一度に大量の浄水を利用できるようにする必要があります。
ろ過流量は1分あたり5~10ℓ前後のものが多いようです。
業務用浄水器のカートリッジも1年に1回程度の頻度で交換が必要になります。
⇒浄水器のカートリッジを正しく使おう!なぜ交換が必要?時期や方法は? 詳しくはこちら
価格・設置方法
業務用浄水器はメーカーから直接購入し、設置までを行ってもらうのが一般的です。
価格は10~30万円程度と、家庭用浄水器に比べるとやや高めです。
本体とは別に取り付け工事費用が発生することもありますので、あらかじめ確認しておきましょう。
購入前に設置場所や金額などをあらかじめ見積もりしてもらうと安心です。
また、業務用浄水器を快適に使い続けるためにはアフターサポートも欠かせません。
メンテナンスや故障時の対応など、アフターサポートについてもきちんと確認した上で、製品を選ぶようにしましょう。
⇒浄水器の価格について知ろう! 詳しくはこちら
参考:
「用途で分けた浄水器のタイプ」一般社団法人浄水器協会
http://www.jwpa.or.jp/jo_youto.htm
まとめ
それでは最後に、業務用浄水器についてまとめておきます。
・飲食店や食品工場、宿泊施設などで業務用浄水器が使われるようになっている
・業務用浄水器にはアンダーシンク型が主流で、一般の浄水器に比べてろ過流量が多く、価格も高めである
参考文献:
一般社団法人浄水協会 http://www.jwpa.or.jp