健康食品とは? その効果や利用方法を知る

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今や当たり前のように健康食品がスーパーなどの店頭に並んでいる時代。健康食品

利用する方もますます増えていますが、
「健康食品」とは一体どんなもので、
実際にどのような効果を持つのか、
改めて考えたことはありますか?
健康を考える方にとっては確かに魅力的で
手軽なアイテムのように思えますが、
実際のところその効果はどうなのでしょうか?

ここでは、「健康食品とは何か」という実態に迫ると共に、
その正しい利用方法をご紹介していきたいと思います。

目次

(1)健康食品ってどんなもの?
  1-1健康食品とは
  1-2形態
(2)健康食品の効果と正しい利用方法
  2-1健康食品に効果はある?
  2-2正しい利用方法
(3)まとめ

(1)健康食品ってどんなもの?

 1-1健康食品とは

私たちが口に入れるものは、大きく「食品」と「医薬品」の2種類に分けられます。

健康食品は、その名前から分かる通り「食品」に分類されます。
その中でも「広く健康の保持増進に資する食品として販売・利用されるもの全般」を指しますが、
これ以上の明確な定義や規制があるわけではなく、その線引きは難しいものとなっています。

健康食品のうち、一定の条件を満たしたものについては保健機能食品制度により
保健機能食品(「特定保健用食品」(通称トクホ)もしくは「栄養機能食品」)と
表示することが許されています。
これらを除いたものが、「一般食品(健康食品を含む)」ということになります。

1-2形態

健康食品と一口に言っても様々な種類の製品が含まれており、その形態も様々です。

①食物、食品

古くから健康に何らかの作用があるとされてきた食物を加工したもの、
栄養成分を添加した食品など、 様々なものがあります。

②飲料

乳酸菌飲料や野菜ジュース、お茶や水などの飲料に、健康効果があるとされる成分を添加し、
ほかの製品とは差別化を図った様々なアイテムが登場しています。

③サプリメント

栄養素を凝縮させて錠剤やカプセルなどの形にしたものは「サプリメント」と呼ばれています。
より手軽に栄養補給ができるとして、今まさに市場が拡大を見せています。

(2)健康食品の効果と正しい使い方

 2-1健康食品に効果はある?

先にも述べたように、
健康食品は医薬品ではありませんので「病気に効く」などといった効果を謳うことは
医薬品医療機器等法(旧薬事法)違反となります。
食品では特定保健用食品のみが審査によって
「血圧、血中のコレステロールなどを正常に保つことを助ける」
「おなかの調子を整えたりするのに役立つ」などの
特定の保健の用途に資する旨を表示することができますが、
いわゆる健康食品は、基本的に、このような表示もできません。

ですから、健康食品の作用については十分な科学的エビデンス(根拠)は
存在しないということになります。

だからと言って健康食品に何の効果もないかと言えば、そうとも言い切れません。

大事なことは、医薬品のように即効的かつ高い効果を期待して用いるのではなく、
あくまでも健康のための補助的なアイテムと認識して取り入れていくということ。
利用する側が健康食品の効果に対してきちんと認識、また判断をしていく姿勢が必要になります。

2-2正しい利用方法

では、具体的に健康食品をどのように利用していくのが正しい方法なのでしょうか?
気を付けたい点をいくつかまとめました。

①過剰摂取しない

健康食品は多く取ればそれだけよい効果が得られると思っている人がいるかもしれませんが、
それは間違い。
むしろ過剰摂取は体調不良をきたす可能性もあり、注意が必要です。

②薬との併用は避ける

健康食品の中には、医薬品との併用は避けた方が良いものも多くあります。
場合によっては薬の作用を打ち消したり、良くない影響を及ぼしたりといったものもありますので
注意が必要です。
また健康食品同士でも、作用を高める場合もあれば低下させてしまう場合もありますので、
メーカーに問い合わせるなどした方が安心です。

③使ってはいけない人は?

健康食品には、取るのを控えた方が良い人もいます。
まず子どもについては栄養摂取量の目安が大人と異なることに加え、
正しい食生活を構築する機会を失うことにもなりかねませんので、
安易な利用はおすすめできません。
また妊婦さんの場合にも、まずはかかりつけの産婦人科医に相談する必要があります。
そのほか病気や体調不良を抱えている方も摂取には注意が必要です。

④食生活とのバランス

最後に、健康食品を利用する上で何よりも頭に入れておかなければならないことは、
健康の土台を作るのは何よりも「毎日の食事」であるということです。
食事をおろそかにしておいて、健康食品に頼ろうというのは本末転倒。
栄養バランスを考えた食事を行った上で、足りない分を健康食品で補うというのが正しい形です。
健康食品を取り入れる前に食生活で改善すべき点はないか、健康食品は本当に必要なのか、
もう一度じっくり見直してみましょう。

(3)まとめ

最後に、健康食品とは何か、その利用方法についてまとめておきたいと思います。

・健康食品とは、食品の中でも健康の維持・増進に役立つとされるもののこと
・形態は食物や食品のほか、飲料、サプリメントなどがある
・医薬品とは区別され、薬効などの表示は基本的に禁じられている
・栄養バランスの良い食事を行った上で、補助的に使うことが大事

健康食品は不足しがちな栄養素を補い、健康に役立てるもの。
数ある商品の中から自分にとって本当に必要なものを選び、
上手に活用していけるようになりたいですね。

参考文献:

厚生労働省 「健康食品」のホームページ
⇒ http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/hokenkinou/
日本医師会 「健康食品・サプリメントについて」
⇒ http://www.med.or.jp/people/info/knkshoku/000709.html
国民生活センター 「健康食品を正しく理解しよう!」
⇒ http://www.kokusen.go.jp/wko/pdf/wko-201306_01.pdf

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