今ますます注目が集まってきている、整水器。
自宅で手軽に水素水が楽しめるとして、利用する方が増えてきています。
そんな整水器、どんな種類があって、それぞれどのような特徴があるのでしょうか?
ここでは、形状別に見た整水器の種類と特徴、さらにそれぞれのメリットやデメリットについて、詳しく見ていきたいと思います。
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<目次>
貯槽式整水器と連続式整水器
形状別に見る整水器
据え置き型整水器
アンダーシンク型整水器
ポット型整水器
まとめ
貯槽式整水器と連続式整水器
まず、整水器を大きく分けると「貯槽式」と「連続式」の2種類に分類されます。
「貯槽式整水器」とは、電解槽内の陽極(プラス)側とマイナス(マイナス)側に
それぞれ水を入れ、 一定時間置いて電気分解を行わせてから生成された水をくみ出すタイプです。
整水器のタイプとしては比較的古く、現在では数が少なくなっています。
一方の「連続式整水器」は水道蛇口などに接続して水を通し、電気分解を行わせるもので、連続的に電解水素水を生成することが可能です。
昭和50年代半ばに開発されて以来、主流となっています。
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参考:
「アルカリイオン整水器の種類と構造」アルカリイオン整水器協議会
http://www.3aaa.gr.jp/structure.html
形状別に見る整水器
整水器はその形状から、
・据え置き型
・アンダーシンク型
・ポット型
の3つの種類に分けることができます。
これらの特徴やメリット・デメリットについてはこの後で詳しく見ていきたいと思います。
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据え置き型整水器
据え置き型整水器とは、本体をシンク脇に設置したり、壁に掛けたりして使用するタイプ。
ホースなどを使って水道蛇口と接続して水を通し、電気分解を行います。
据え置き型は、生成された電解水素水のくみ出し方によって、さらに2つのタイプに分けることができます。
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本体から取水タイプ
1つは、電解水素水が本体の吐水パイプから出てくるもの。
それまで使っていた蛇口と水をくみ出す位置が変わるため最初は使いづらく感じられるかもしれませんが、吐水パイプが回転するタイプなどもあり、容器への水のくみ入れにも便利です。
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蛇口から取水タイプ
もう1つは、蛇口から取水するタイプです。
本体と蛇口を接続するホースが二股になっており、水が蛇口から本体に運ばれて電気分解された後、再びホースを通って蛇口まで戻り、そこから出てくるという仕組みになっています。
こちらのタイプは、それまで水道を使っていたのと同じように電解水素水(電解還元水)を活用することができます。
据え置き型は整水器の中では比較的一般的なタイプであり、種類や価格も豊富です。
また設置もそれほど難しくなく、自分で行える場合もあります。
デメリットは、シンク周りに本体の設置スペースが必要となること。
コンパクトなタイプやデザイン性に優れたものも多く登場していますので、インテリアとして楽しむのも一つです。
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アンダーシンク型整水器
続いては、アンダーシンク型整水器について。
こちらは名前の通り本体をシンク下に設置するもの。
蛇口よりも前の時点で電気分解が行われ、生成された電解水素水は蛇口から吐水されます。
アンダーシンク型のメリットとしては、シンク周りがすっきりするということが挙げられます。
本体やホースがシンク周りにあると気になるという方は、このタイプがおすすめです。
一方のデメリットには、本体価格が比較的高めなこと、業者による取り付け工事が必要なことなどがあります。
また浄水カートリッジの交換が大変な場合もありますので、あらかじめ交換方法などを確認しておくと良いでしょう。
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ポット型整水器
数はそれほど多くありませんが、ポット型整水器と呼ばれるものもあります。
水差しのような形状をしており、蛇口とは接続せず、水をくみ入れて使用します。
ポット型のメリットは、持ち運びが可能なこと。
食事中にテーブル上に置いておけば、コップへの注水も簡単です。
一方でポット型の場合、一度に生成することができる量は限られています。
またポット型整水器の多くは、水を電気分解するのではなく、単にアルカリ化させるだけのものです。
医薬品医療機器等法(旧薬事法)で規定されている家庭用管理医療機器としての認証を受けていないものもありますので注意してください。
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参考:
「電解水素水整水器 製品情報」日本トリム
http://www.nihon-trim.co.jp/product/ion/
まとめ
それでは最後に、整水器の種類についてまとめておきたいと思います。
・整水器には貯槽式と連続式があり、現在では連続式が主流となっている
・据え置き型整水器には、本体から取水するタイプと蛇口から取水するタイプとがある
・据え置き型は本体の設置スペースが必要となるが、インテリアとしての楽しみ方もある
・アンダーシンク型は比較的高価で取り付け工事が必要だが、シンク周りがすっきりする
・ポット型整水器は、一回で作られる量は限られるが、持ち運びが可能
参考文献:
アルカリイオン整水器協議会 http://www.3aaa.gr.jp/index.html
日本トリム https://www.nihon-trim.co.jp/index.php