整水器ってどんな機器? 整水器を使い始める前に知っておきたい3つの基礎知識

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健康のため毎日の水にこだわりたい!」という人から注目を集めている、整水器。

多くのメーカーから様々な製品が登場し、選ぶ楽しみが増えてきました。
でもその前にまず知っておきたいのは、「整水器ってどんな機器?」ということですよね。

そこでここでは、整水器に関する基本的な知識をまとめました。
整水器を使い始める前に、まずは整水器についてきちんと知っておきましょう!

目次

(1)整水器とは
   1-1家庭用電解水生成器
   1-2種類、市場
   1-3管理医療機器
(2)整水器の歴史
(3)整水器の構造
   3-1整水器内部の仕組み
   3-2生成される3つの水
(4)整水器とは・まとめ

(1)整水器とは

 1-1整水器は家庭用電解水生成器

整水器は「家庭用電解水生成器」「電解水素水整水器」「アルカリイオン整水器」などと
呼ばれるもの。
その名の通り、電解水を生成するための機器です

水道水などを電気分解することによって生成される水を「電解水」と言います。
電解水は、有用な機能を持つとされる「機能水」にも分類され、
様々な分野での活用が期待される存在となっています。

その中でも整水器(家庭用電解水生成器)は、
飲用できる弱アルカリ性の電解水「飲用アルカリ性電解水」を生成するための機器。
この水は「電解水素水」「アルカリイオン水」などと呼ばれています。

1-2種類、市場

現在流通している整水器は、水道設備に取り付けることで連続的に電解水を生成することが可能な「連続式電解水生成装置」と呼ばれるタイプが一般的。
その形状は浄水器とよく似ており、据え置き型、アンダーシンク型(ビルトイン型)などの
種類があります。

薬事工業生産動態統計(厚生労働省)によると、平成22年、整水器の年間出荷台数は
19万2455台になっています。
健康への関心が高まる中で、整水器は毎日の水を手軽に健康に役立てられる機器として
市場拡大の兆しを見せています。

1-3管理医療機器

整水器の特筆すべき点として、「家庭用医療機器である」ということが挙げられます。

整水器の効能効果、使用目的は、胃腸症状の改善のための飲用アルカリ性電解水の生成
胃もたれや胃の不快感を和らげ、胃腸の働きをよくしてお通じを良好にすることが認められた
家庭用管理医療機器です。

家庭用医療機器である整水器を製造・販売するためには、医薬品医療機器等法に基づいて
認証を受けることが求められており、これを満たした製品には認証番号が付与されています。
整水器を購入する際には、この番号の有無を必ず確認することが大切です。

(2)整水器の歴史

昭和6年頃
電機医学者 諏訪方季氏が水と電気の関係に着目 水の電気分解の研究開始
昭和27年
最初の水電気分解装置開発(「シンノオル液製造機」)
昭和29年
「シンノオル電子農機」として稲作への応用研究開始
昭和33年
「シンノオル液製造機」を開発し医療面への応用研究開始
昭和35年
「シンノオル液医学薬学研究会」発足医療・農業面への実用化開始
昭和37年
厚労省(当時)へ医療機器としての製造を申請
昭和41年
シンノオル液製造機が「医療用物質生成器」として薬事法の適用を受ける
昭和54年
蛇口に連結する連続式電解水生成器が承認
「アルカリイオン水」の名称が用いられるようになる
平成4年
メディアで「驚異の水」として紹介されたことから、承認外の効能にまで期待が集まるように
→正しい知識の啓蒙や品質向上のため「アルカリイオン整水器協議会」が発足
平成5年
アルカリイオン水の安全性と有効性の再検討活動が開始
平成6年
アルカリイオン整水器検討委員会から安全性再確認の報告
平成9年
胃腸に対する有効性の一端の報告
平成11年
アルカリイオン整水器検討委員会より、「アルカリイオン水は有用」との結論提示
平成17年
薬事法改正により「家庭用管理医療機器」として位置づけられる
(参照:アルカリイオン整水器協議会)

(3)整水器の構造

 3-1整水器内部の仕組み

 ①ろ材(カートリッジ)

整水器の多くには浄水機能が備わっており、電気分解の前の段階で水道水の浄化が行われます。
そのため、浄水を行うためのろ材(カートリッジ)が搭載されています

ろ材として多く用いられるのは活性炭で、表面にある微孔が残留塩素などの不純物を吸着する仕組みになっています。
それに不織布などが組み合わされることもあります。

ろ材は使用を続けるうちにろ過能力が低下してきますので、一定期間ごとに交換が必要になります。
交換時期が来たら整水器本体に表示されるようになっていることが多いため、表示を確認したらすぐに交換することが整水器の水を快適に飲む上では欠かせません。
その際には必ず相互性のあるろ材(カートリッジ)を選ぶようにしましょう。

②電解槽

整水器内には水の電気分解を行うための電解槽が設けられています。

電解槽内は陽極側と陰極側の間が隔膜で隔てられています。
この膜が水中のイオンだけを通過させ、水分子そのものの通過は阻害します。

この状態で両極に電流を通すと、陽極側には陰イオンが引き寄せられるとともに
弱酸性の水が生成されます。
一方の陰極側には陽イオンが集まり、弱アルカリ性で水素を含んだ「飲用アルカリ性電解水」が
生成されるのです。
そして生成された水はそれぞれの出口(飲用アルカリ性電解水生成モードの場合、
飲用アルカリ性電解水はメインの取水口から、酸性水は排出口から)
排水されるようになっています。

なお、地域や水質によっては電気を通しにくい水もあるため(井戸水やわき水など)、
整水器では電気分解の前に乳酸カルシウムなどの電解補助剤を投与することもあります。
これは食品添加物にも指定されているカルシウム剤に限られており、
摂取しても人体に問題はありません。

3-2生成される3つの水

整水器の主な用途は飲用アルカリ性電解水の生成ですが、それ以外に弱酸性水、浄水と全部で3種類の水を生成することができます。
それぞれの水の特徴と用途について見ておきましょう。

①飲用アルカリ性電解水(電解水素水、アルカリイオン水)

・飲用可能な水を電気分解することによって陰極側に生成
・pH9~10未満の弱アルカリ性飲用水
・水素を含む
・飲み物、料理など生活のすべての水に利用

②弱酸性水

・飲用可能な水を電気分解することによって陽極側に生成
・pH4~6の弱酸性
・洗浄、洗顔、入浴水などに利用

③浄水

・電気分解が行われる前の段階、水道水から残留塩素などの不純物を除去した水
・赤ちゃんのミルク、薬を服用するときなどに利用

(4)整水器とは・まとめ

整水器とは一体どのような機器なのか、お分かりいただけたでしょうか?
最後にその目的や使用方法についてまとめておきたいと思います。

・整水器は水道水を電気分解することによって飲用アルカリ性電解水を生成するための機器
・「家庭用電解水生成器」「電解水素水整水器」「アルカリイオン整水器」などと呼ばれる
・整水器は「胃腸症状改善のための飲用アルカリ性電解水の生成」を目的とした
家庭用管理医療機器である

・整水器の多くは浄水のためのカートリッジを搭載している
・飲用アルカリ性電解水のほか、弱酸性水、浄水も3種類の水が生成可能

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参考文献:

アルカリイオン整水器協議会
⇒ http://www.3aaa.gr.jp/index.html

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